液体濃縮洗剤で洋服にしみ発生?!
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直接洋服に付けないこと | |
つい先日、ご自宅でしみが落ちずに当店にご依頼 これってしみ?! と思う時がありました。 よく話を聞くと濃縮系の洗剤の原液をしみに つけてしまった様です。 このタイプの濃縮洗剤は界面活性剤の濃度が60% を超えており通常の2.5倍の高濃度です。 そもそも昔から比べると今の洗剤は一回の洗いに 使用する量が少なくなっていますね。それこそ私が 子供の時、母親が粉末洗剤をコップに半分ぐらい いやもっと入れていたと思います・・笑 やがて、それが計量スプーンになりました。 これは界面活性剤の濃度が高くなったからですね。 そして洗剤の主流が粉末から液体になり、洗剤に使う 洗剤の量も30cc程度になりました。 それが今ではほんの10cc(水30Lに対して)洗える 濃縮洗剤が使われています。 先程のお客様も濃縮洗剤を原液で使用したのが原因で シャツに油のしみの様なものができたのでした。 界面活性剤の多くの成分は油でして、油との違いは 水と活性化する親水性が存在する事です。 しかし流石に原液がそのまま繊維に引っ付くと水に 溶ける前に繊維に絡みついて界面活性剤がしみに なった様です。もしこの様な濃縮系の洗剤でしみ抜き する場合は少なくとも水で3倍以上に薄め、よくかき混ぜ てから使いましょう。 そしてもう一つ、濃縮系の洗剤を使用する注意点ですが 直接洋服に付かない様に必ず洗濯機の洗剤投入口から 入れてくださいね。 濃縮系洗剤は悪ではありません! すすぎも一回で良いので節水にもなりますからね。 |